そろそろ梅雨で湿気が多くなり、夏で汗をかいたりと、髪のボリュームがまとまらない季節がやってきます。
くせ毛の人はもちろん、くせ毛ではない直毛の人でも髪を扱いづらいのが梅雨と夏の時期。
元々気にされている人は、事前にストレートパーマや縮毛矯正をかけたりしますが、梅雨入りしてから慌てて来店いただくお客様が結構多いです!
お悩みでよく耳にするのは。。
①髪が膨らむ(広がる)
②髪がまとまらない
③浮き毛・アホ毛がひどい
④くせが強くなりスタイリングできない
⑤ごわごわ・硬くなり質感が悪い
⑥ふにゃふにゃ・柔らかくてぺったんこ
特にくせ毛の人は、上記の悩みが日々の生活でストレスと感じていることが多く、Lino**にご来店頂いているお客様のお悩みの中でランキング1位となっています。
今回は、くせ毛の種類・くせ毛の仕組みの説明、くせ毛をストレートにする方法、もしくはストレートに保つ方法3つをご紹介していきたいと思います!
くせ毛をストレートにする方法・くせ毛をストレートに保つ方法に関連する記事も参考にしながら読んでみてください☆
Contents
毛髪の種類(くせ毛の種類)
①波状毛(ハジョウモウ)
・くせ毛の形状がS字の幅が大きなものと、小さなものがあり、場所によって不規則に入り混じっている場合が多い。くせ毛の種類の中で、日本人に一番多いのがこのタイプ。
意外と緩やかなうねりでも、しっかりとストレートをかけないとくせが残りやすいです。
②捻転毛(ネンテンモウ)
・ギュッと濡れたタオルを絞ったような形状のくせ毛がこの捻転毛。
一本の毛髪の部位によって、つぶれて平たくなっていたり、その名の通りねじれて回転していたりと一見傷んでみえてしまいがちで、くせ毛と気づいていない場合もあります。
乾燥が強く、パサつき・ごわつきが特徴で、太めの髪質に多いくせ毛で、波状毛と捻転毛の入り混じっている場合や一部分だけ連珠毛だったりということも少なくありません。
③連珠毛(レンジュモウ)
・数珠を不規則に並べたような、指で触るとざらとした細かな引っ掛かりを感じることができます。
毛髪自体が変形しているので、薬などでは修正は難しく、トリートメントなどで温存治療が好ましい。連珠毛は多くは見られないが、襟足の一センチ四方のみなど部分的には発生したりします。
④縮毛
・日本人には殆ど見られないが、アフロやパンチパーマのような形状で、強く縮れたくせ毛のこと。捻転毛と同様、乾燥が強く、パサつき・ごわつきが特徴で、ストレートにする難易度は高めのくせ毛です。
プチまとめ
くせ毛の種類は大まかに、この4つと、加齢によるくせ毛や、薬剤・施術によるくせ毛など、くせ毛の一番の要因と言われる遺伝的なもの以外のものもあります。
まずは、自分自身のくせ毛の種類・特徴を見極めて、対策・対処を専門家(美容師)に相談するのが良いでしょう。
ですが、くせ毛をストレートにするということは並大抵の知識、経験値がないと対応することが難しいケースもあります。
自分が目指す髪の状態、ただ真っ直ぐに伸ばしたいのか、柔らかくナチュラな質感・つやが欲しいのか、真っ直ぐ過ぎるのが嫌などの要望は人様々です。
くせ毛の種類によっては自分の要望に完璧には添えない場合が残念ながらあるのも事実です。
自分の目指す髪の状態、そこになるべく対応し、親身になってくれる美容師さんを見つける事、ケアをすることが大切でしょう。
くせ毛をストレートにする3つの方法
くせ毛の場合、水分・油分・タンパク質のバランスが整っていないことが多く、毛根自体が潰れていたり、歪みによりくせ毛となっていることが殆どです。
よって、ストレートパーマ縮毛矯正の美容室での施術に加え、美容室での本格的な髪質改善・トリートメントの併用、自宅でのホームケアシャンプー・トリートメント・アウトバストリートメント(乾かす前に付けるオイル・乾かした後に付けるミルクなど)で補うことによって、くせ毛の緩和・まとまりにつながります。
ダメージによって強くなっているくせ毛には、美容室での髪質改善・トリートメント、ホームケアは特に効果を発揮し、くせの60%以上が緩和される場合もあります!
では、簡単にくせ毛をストレートにする3つの方法をご紹介いたします。
①ストレートパーマ・縮毛矯正をかける
・くせ毛の強さにもよりますが、毛髪診断をしてダメージ・ストレスなど外的要因ではなかった場合、ストレートパーマ・縮毛矯正をかけるのが一番の解決策です。
ストレートパーマ・縮毛矯正にも種類がありますが、基本は1剤と2剤がセットの薬剤によりストレートにします。主な効果はこちらです。
ストレート
約1-3ヶ月の効果、ダメージは少ないがボリュームダウン程度で軽度のくせ毛・広がりを抑える。
縮毛矯正
半永久(ダメージにより変動)、ダメージはストレートに比べ大きいが真っ直ぐなストレートになる。
くせ毛の種類が連珠毛・縮毛の場合はストレート・縮毛矯正を綺麗にかける難易度が高いため、より専門的な知識と経験豊富な美容室を選ばなければなりません。
薬剤もかなりの種類がありますが、それを髪質に合わせていく知識・経験がなければ、いくら高品質な薬剤でも無駄になります。
より詳しく知りたい方はこちらも合わせてお読み下さい。
➁美容室で髪質改善・トリートメントをする
餅は餅屋とあるように、髪を綺麗なストレートにしたかったら、美容室での本格的ケア、髪質改善メニュー・トリートメントはマストです。
ストレートパーマ・縮毛矯正をかけた場合も、ダメージがかかるわけですから、しっかりとケアすることが状態を維持するためには必要です。かけっぱなしはオススメしません!!!
よく、2~3ヶ月してストレートの効果が切れてきたという方がいますが、そうではなく乾燥・栄養不足などの外的要因のダメージによるくせや広がりが出てきているのです。
そこで、美容室で本格的に髪質改善トリートメントをするのがオススメです。特に、根本的髪質改善を得意とする美容室を見つけるのがポイントとなります。
美容室にも得意分野があり、カットデザイン・カラーデザイン・髪質改善・パーマデザイン・ストレートデザインなど特化しているものがある場合が多いです。
もちろん、バランス型の美容室もありますが、個人的にはメイン以外に、使い分けてもありかなと思っています。
髪質改善・トリートメントについてはこちらも合わせてお読み下さい。
③ホームケア
シャンプー・トリートメント・アウトバストリートメント・ドライ
どんなシャンプーがいいのか?
くせ毛の原因は遺水分・油分・タンパク質のバランスが整っていないことが多く、髪の乾燥によるものと、毛根自体が潰れていたり、歪みなどによります。
その髪の乾燥と毛根のケアをしてあげれば、くせ毛が緩和され、まとまりのある綺麗なストレートにすることができます。
髪の栄養補給にアミノ酸・シルク系の洗浄成分でできているものを、毛根に皮脂が詰まらないように、頭皮を綺麗に潤いを与えて整えてくれるシャンプーを選ぶことが大切です。
特にくせ毛・縮毛=乾燥なので、アウトバストリートメント(流さないトリートメント)も毎回しっかりつけましょう。水分をしっかりと含ませることができる、ミルクやバタータイプのトリートメントがオススメです!
そして最も重要なのが、タオルドライ後すぐに乾かすこと!!!
これが意外とできていない人が多く、髪の毛のダメージを加速させています。更にはカラーの色持ち、パーマ・ストレートパーマ・縮毛矯正の持ち、頭皮の健康のまで影響してきます。
正しい乾かし方の動画や、オススメホームケアはこちらを合わせてお読み下さい。
2023年梅雨にくせ毛を柔らかく、しっかりストレートにする3つの方法☆まとめ
日本人の9割がくせ毛と言われている中で、扱いやすいまとまりのあるストレートにする方法は魅力的ですよね。
今回は、自分の髪質を知ることに重点をおいてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
くせ毛を柔らかく、しっかりストレートにする3つの方法をより詳しくご紹介したブログも合わせてご覧いただくと、よりくせ毛への理解が深まり、美髪を手に入れることができます。
この3つの方法以外に、もう一つの秘策は「ヘアアレンジ」するということです!
こちらも合わせてご覧いただけたら嬉しいです。
ぜひこの記事に書いた内容を実践して頂いて、悩んでいたくせ毛とお別れしましょう!
サロン情報
Lino**
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